巨匠

今朝の朝刊に、クラウディオ・アバドの日本公演の評論が載っていた。マーラーの第6番を振ったらしい。大病を患いヨボヨボの老人が出てくると思いきや、思いのほか元気な姿に驚いたとのこと。まあ確かにマーラーの第6番はヨボヨボだと本当に死んでしまいかねない曲であるが。


それにしても青年指揮者と言われたアバドがもう70代の老人とは時の流れは早い。カラヤンバーンスタインはもちろん、ショルティクーベリックジュリーニテンシュテットカルロス・クライバーシノーポリまで死んじゃった今、そうするとアバドはもう巨匠と言われる存在なのだな。


ということでアバドに敬意を表し、今朝はアバドマーラー6番を聴いてきた。
通勤の片道では聴き終らないのが難点だが。