2006-10-19 巨匠 音楽 今朝の朝刊に、クラウディオ・アバドの日本公演の評論が載っていた。マーラーの第6番を振ったらしい。大病を患いヨボヨボの老人が出てくると思いきや、思いのほか元気な姿に驚いたとのこと。まあ確かにマーラーの第6番はヨボヨボだと本当に死んでしまいかねない曲であるが。 それにしても青年指揮者と言われたアバドがもう70代の老人とは時の流れは早い。カラヤン、バーンスタインはもちろん、ショルティやクーベリック、ジュリーニ、テンシュテット、カルロス・クライバー、シノーポリまで死んじゃった今、そうするとアバドはもう巨匠と言われる存在なのだな。 ということでアバドに敬意を表し、今朝はアバドのマーラー6番を聴いてきた。 通勤の片道では聴き終らないのが難点だが。