トラック

レッズサポのお知り合いの方ルートで、トラックの本(ムック)を通販で買った。トラックの本というと何か実用書のように聞こえるが、実は趣味の本である。


トラックというのは基本的に生産財なので壊れたら普通はそれで終わり、保存とかレストアとかとは無縁である。昔の生活用品や電化製品が残っていないのと似たようなものだ。例えば、昔の冷蔵庫や洗濯機が大事に保存されていることなど稀なように。


だから、昔のトラックの写真が妙に懐かしかった。
昔とは言っても、クラシックカーに分類される一歩手前、だいたい25〜30年くらい前のものだ。何と言おうかこれは乗用車にも言えることだが、昔はクルマにも『顔』があった。


もちろん今のクルマにも顔はある。しかし昔のに比べるとアクがなくなった気がする。トラックの場合、物がでかいからか、その傾向が特に顕著だ。

日デサングレイトとかいすゞTGとか日野TCとか、グロテスクとさえ言えそうな個性の強いスタイルをしている。普通の人なら前からこれらが走ってきたら思わず走って逃げるだろう。