第九


昨日BS朝日の『歌の旅人』はベートーベンの第九だった。徳島の例の話やCDの話など予想通りの内容だったが、結局最後まで見てしまった。


第九は第4楽章ばかりがクローズアップされるが、実は1〜3楽章がとても素晴らしい。特に第2、第3楽章は、ベートーベンの交響曲スケルツォと緩徐楽章の中の最高峰だと思う。あの前ふりがあるからこそ第4楽章の歓喜が余計に際立つのだ。