処理スピード
仕事でとある教育に参加した。会社の都合により講師は英語である(not英語教育)。と書くといかにも英語OKのようだが、もちろん通訳付き。現実はそんなにカッコよくない。
ただ、一応英語で話してるのを理解すべく一生懸命聞きはしてみた。で、感じたのだが、人間いっぺんにはできる物事は限られてますね。一生懸命ヒヤリングをしてなんとか何を言ってるんだか聞き取ろうとすると、肝心の話の内容が理解できなくなる。
すなわち、普段なら
聞く → 言葉として組み立てる → 話の意味を理解する
と3つくらいのステップで済むことが、
聞く → 単語に置き換える → 単語を日本語に訳す → 言葉として組み立てる → 話の意味を理解する
と2つくらいステップが増えて頭脳の処理能力の許容量を超えてしまい、聞くスピードより処理スピードが遅くなるもんだから、結局理解できないというサイクルに陥ってしまう。これが会話になると、口に出すまでの処理にも時間がかかっちゃうので余計にグダグダになるという寸法だ。
結局英語は習うより慣れろと言うのは真理。繰り返し聞き話すことによって処理スピードを早めるのが一番大切なんだろう。
とかわかったようなことを言ったところでなかなかそれができないんだけどね。