偉い人


最近実務側のシステム屋さんをやっている。言ってみれば、実務の要件をシステム語に翻訳して技術者に伝える(あるいはその逆の)ような役回りだ。


先月、7月から稼働しなければならない業務案件(それも全社的なもの)が突然持ち上がった。外的な要素があるためどうしても避けられない内容である。


そこでシステム対応が大なり小なり必要になってくるのは間違いないのだが、肝心の方針事がはっきりしないためこの時期になっても動けない日々が続いている。どうやら偉い人は『やる』と一言呟けば下々の者がよしなに動くと思っているらしい。明日全社向けに説明会をやるらしいのだが、方針もはっきりしないのにいったい何をどう説明するのだろう。


しかも総責任者たる一番偉い人は、自分の得意な分野に関しては自ら乗り出そうかというような勢いなのに、不得手な分野(あいにくワタシが担当しているトコ)に関してはまったく見て見ぬふりだ。ま、そういう人に変なチャチャ入れられる方が実際には迷惑なのだけどね。


いずれにしろ、やはり組織はちゃんとした方針事がないとうまく機能しない。いろんな場面でそう思う今日この頃。


などと、偉くない人が何か申しております(笑)。