お役所仕事

途中で仕事を放り出して辞めるってのは確かに決してかっこいいことではないが、批判されるべきはそういう整合性のない施策を作って実施した方だ。

自分には何の落ち度もないのに2ヶ月時間が経過しただけで、もらえる金が数十万単位で減ったら誰だって怒るだろう。退職金とは自分が長く働いてきた積み上げに対する評価みたいなものだから、むしろ自分の仕事に誇りがあったからこそ早く辞めることによって抗議の意を表したという人もいると思う。

例えば、施行は年度の切れ目の4月にするとか、施行後1年以内に定年を迎える人は現状額を維持するとか、少しでも影響の出ないやり方はいろいろあるだろうに、これぞお役所仕事の典型だな。