スペシャル


また正月に風邪で寝こんでしまった。
去年は30日に寝こんで大晦日の午後になんとか復活したが、今年は大晦日に寝こんで元日の午後に復活した。しかもその間一度も風邪をひかなかったんだから、ったくなんでーって気になるが、まあ長引かなかっただけ良しとしよう。4日から仕事だし。


で、元旦の夜といえば、ここ3年ほど格付けチェックから相棒スペシャルを見るのがパターンになっているのだが、ファンの間では『相棒の元日スペシャルといえばハズレ』というのが定説になっているらしい。


一昨年の寝台特急カシオペアはいろんなエピソードを詰め込みすぎてなんか消化不良だったし、去年の京都金麦はエピソードだけ京都っぽいのを揃えたものの京都である必然性が皆無でストーリーすらよく覚えていない。


そんな前提で見ていたのだが、今年は展開が結構スリリングでかなり引きこまれてしまった。お、今年はなかなかいいんじゃない、そう思っていたら


最後の30分でがっかり。


既視感を感じたのでよく考えたら、低予算2時間サスペンスドラマの結末そっくりの終わり方だった。先々週だかの超シリアスドラマに比べれば陳腐なことこの上なく、正直がっかり感は前2年以上だ。


今回もいろんなエピソードを詰め込んでいたんだから、それを活かす方法はいくらでもあったように思うんだが。相棒は脚本家によって出来がバラバラな気がする。