とんだとばっちり

カネボウの粉飾絡みで中央青山監査法人が営業停止を喰らうようだ。


7月からの2ヶ月間なのであまり影響ないみたいな報道だ。確かに今のところ4半期決算には監査を受ける義務はないので、12月か3月決算の企業が殆どだから直接的な影響はないだろう。


しかし、法的には一旦契約が途切れることになり、監査業務再開のためには再契約が必要になるらしい。ある程度の規模の企業ならば、監査報酬の金額を考えた場合、再契約にはたぶん上申が必要だ。それにもし再契約をしないとなると、新たな契約先となる監査法人に対し、企業の概要を始めとして会計まわり意思決定プロセス等全部それこそ1から説明しなおさねばならない。
それはすべて、このことがなければ発生しない仕事なんだよなぁ。なんだかんだ言ってもシモジモは大変なんである。


もっとも、ウチの会社の監査はココじゃないけどね。あくまで他人事として聞いて、ああ大変だなあと思った。